【新唐人日本2011年6月21日付ニュース】去年一年、北米やオーストラリアへの中国の投資移民が6千人を越えたことが明らかになりました。調査によると、中国の億万長者の3割がすでに外国に移住し、5割が移住の願望をもっているそうです。仲介業者は、欧米国家に移住の場合は、まず共産党からの脱退を勧めます。
投資を通じて海外に移住する中国人は毎年増え、去年一年でカナダ、アメリカ、オーストラリアに移住した人数は6千人あまり。仲介業者によると、欧米では共産党員および諜報関係者の移民は歓迎しないそうです。
四川成都の仲介業者 曹さん:「面接のない国であれば、資料作成の時に、共産党員の身分を書かなければ、それで済みます。面接が必要な国の場合は、難しいですね。共産党脱退を表明すれば、問題ないです。
北京の仲介業者 蔡さん:「過去にスパイに従事し、他国に行って、機密を盗むと困るので、安全調査をします。その国の国家安全に関るので、例えば 、中国の情報機関で働いていたとか、または先端科学技術、国家科学研究機関の職員など」
アメリカ移住の仲介手数料は6万元から9万元。カナダは5万から6万元。しかし、福建出身の場合、2倍かかるそうです。
四川成都の仲介業者 曹さん:「福建には海外に、出たい人が多いでしょう。密入国するとか、観光ビザで行って、逃げる人が多いので。福建人の場合 、手続きが難しいです」
調査によると、中国では1億元(約14億円)以上の投資可能資産を持っている人のうち、約27%がすでに外国に投資移民しているそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
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(中国語)